和柄

本来「和柄」と呼ばれるものは「紋様」を意味します。
古の昔、文字や絵などをデザイン化し、いくつかの紋様を作りあげてきました。
そんな古からの伝統的な柄をオリジナルに仕上げた今昔草子の和柄をご紹介します。

和文化

江戸時代の文化・文政の頃に縦縞の柄が人気となり「粋」を表現する代表的な紋様となったそうです。

その縞紋様をドビー織で地模様を表現しました。

和柄

花菱・剣菱・業平菱など古くから親しまれている菱形の紋様。

一見無地に見えるのに、よく見るとさりげなく菱形が一面に散らされた小紋。
「粋」な見せ方を表現しました。

様式美

こまかいものや微細なものを意味する「みじん」の名の通り、一針ずつ細やかに縫い上げた刺し子風の格子柄。

縦糸と横糸が建具の格子のように交差して出来た繊細な紋様。

素材

約2000年前から使われている象形文字の一つ「篆書体」実印やお札の刻印に使われているこの書体で「今昔草子」の文字を碁盤の目のような「市松模様」の中に並べました。

江戸時代の美貌の俳優、佐野川市松が纏った袴の紋様から生まれた市松模様と縁起の良い「篆書体」のデザインを組み合わせた柄です。